>> 納豆インタビューのメニューに戻る
グレインネットインタビュー
みちくさ会:有機認証の講和と工場見学編
インタビュアー:白川 咲:赤羽 三佳
●みちくさ会初日後半:有機認証の講和
有機認証検査員・竹中さん(有限会社矢口納豆製造所:本部長)
咲:今、環境・健康・安全志向で有機(オーガニック)農産物が大変ブームになっています。日本も法制化が進んでいるそうですね。
竹中さん:そうですね。有機認証に関しては現在農水省の登録認定機関が全国に11あります。
←竹中さん(有限会社矢口納豆製造所:本部長)
咲:竹中さんが今回取得された有機認証検査員とはどのようなものなんですか?
竹中さん:はい、登録認定機関ごとに検査員がいます。私が取得したのは有機農業認証協会というところです。有機認証検査員は各登録認定機関から資格認定され、メーカーさんや生産者の方の有機認証の仕事をするんですよ。
咲:メーカーにとって有機認証を取得するというメリットは何でしょう?
竹中さん:そうですね、有機認証を取得したというマークを製品につける事が出来るんです。このマークをつける事によって、有機であるという信頼性の裏付けがきちんとしているという事になります。
咲:有機認証を取得する場合、どのような事をするんですか?
竹中さん:あらかじめ提出された書類に基づいて実地検査をします。検査で重要なのは有機原料が100%後追いできるかという点です。100しかできないものが200も流通していては、何の意味もないですからね。
咲:メーカーさんにとってのメリットは?
竹中さん:やはり信頼性をもらえる事でしょうね。ただ、有機認証を受ける場合は社内に品質管理責任者と格付担当者が必要になるんです。
咲:品質管理責任者と格付担当者になるためには、講習などがあるんですか?
竹中さん:そうです。有機認証団体の講習を受ける事によって、品質管理責任者と格付担当者のそれぞれの資格を受ける事が出来ます。
咲:有機認証は、取得する必要があるのですか?任意ですか?
竹中さん:これは強制ではないので各メーカーさんが判断する事になるでしょう。先ほども言いましたが納豆でも、「使用している大豆は有機100%です」と標記する事は出来るんです。ただ、有機認証マークはそれを国が保証するという事になるんです。
咲:有機認証をとった大豆はどれくらいあるのですか?
竹中さん:残念ながら今現在は少ないです。特に納豆用となると限られます。豆腐、味噌用の大豆は比較的多いのですが。
咲:有機認証検査員という有意義で重要なお仕事を、今後も納豆業界のために存分に生かしていってくださいね。
みちくさ会2日目:野呂食品さんと三井埠頭さんの工場見学です。
●いよいよみちくさ会2日目です。野呂食品さんの本社に集合し、本社工場を見学。本社前で記念撮影です。
●後列左より→
佐久間さん
相沢さん
野呂さん
奥野さん
●前列左より→
南都さん
門傳さん
竹中さん
●三井埠頭さん会議室にて。概要や選別工程の説明などを聞きました。
三佳:これが大豆倉庫なんですね。大豆の袋がいっぱい積まれていますね。
表さん(朋和商事株式会社営業部長代理):はい、三井埠頭では原料大豆を安心して使って頂けるように、海外から輸入される大豆はコンテナごとに全て検品を行ない、異常がないかどうかを確認しているんですよ。
三佳:ここでどのように選別をするんですか。
表さん:選別する大豆は、石や半割れの大豆を取り除く為の選別工程と色豆を除去する為の電光選別工程を通過させて、各メーカー様が使用可能な状況に整えているんですよ。
●後列左より→
佐久間さん
坂詰さん
野呂さん
南都さん
表さん
●前列左より→
相沢さん
竹中さん
奥野さん
門傳さん
三佳:三井埠頭さんにはどのような特色があるのですか?
表さん:一昨年から防虫対策に取り組んできています。特に今年は精度を高めるように、モニタリングの回数や補虫器の数も増やしているんです。
三佳:来年はいよいよ新JASが施行になりますが・・・。
表さん:そうですね。来年の改正JAS法施行に対応出来るように当社と三井埠頭さんと共同で登録認定機関に検査を受けるなど、着々とJAS法対応を進めています。
三佳:では、最後に一言お願いします。
表さん:はい、今後もお客様が安心して、私共の原料大豆を使って頂けるように努力して参りたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。
みちくさ会へ
みちくさ会鑑評会へ