−納豆は、食を彩る 主人公− >


第21回気仙沼大会《ダイジェスト版》
宮城県気仙沼市に194点が大集結。
第21回審査結果
日本一は愛知県の山下食品さん。

No90 20th鑑評会当日。早食い大会、納豆食堂、ねば〜る君!
No89 20th鑑評会前日。偕楽園に水戸黄門像。納豆記念碑にねばり丼。
No70 世界最小の納豆屋
毎日12個は至高の12個

No.164 ショートケーキ風ミニタルト
カラフルで可愛く出来ました☆
No.133 生ハムと黒豆のカナッペ
黒豆納豆が見事にマッチ!
No.117 シュー納豆
ブルーベリーと黒豆が絶妙☆














生粉打ち
そば粉100%のおそばはどんな味がするんだろう??早く食べたいよぉ〜!!

【角出し】
真ん丸に広げた生地を今度はのし棒に巻きつけながら四角く伸ばしてゆきます。ころころとのし棒を転がして生地を巻きつけては打ち粉を、巻きつけては打ち粉という作業を繰り返します。どうしていつの間にかこんなに四角くなるんだろう??って不思議に思ってしまうほどきれいな四角の生地に変身してきました。
【本のし】
四角くなった生地を中央部も外側も厚さが均一になるようにさらに大きく伸ばしてゆきます。つなぎが全然入っていないのにきれいに伸びてゆきます。さすが師範代は違うなぁ〜。

【たたみ】
打ち粉をたっぷり打って、大きく四角に広がった生地を3回たたみます。そば粉100%の生地は本当に繊細でデリケート。とても破れやすく切れやすいそうなのでここは腕の見せ所。けどやっぱりさすが遠藤師範代!!きれいに3回たたんでいました。
【切り】
包丁とコマ板とを巧みに扱って見事なほど均一にそばを切っている遠藤さん!!あぁ〜早く食べたい!!

切った後は、生地を少し寝かせておきます。打ちたてをすぐで茹でたほうが美味しいのでは??と思い素朴な質問をしてみました。遠藤さん:「打ち立てをすぐで茹でてしまうとすぐにそばが浮き上がってしまい茹でむらができてしまうんだよ。30分寝かせることでそば粉によりいっそうまんべんなく水が行き渡り(水回しの時に入れた水です)そば粉が落ち着いて安定してくるんだよ。そうするとそばを熱湯の中に入れたときに湯の中に沈んで、程よいときに浮かんできてね、そして3回釜の中でそばが回ったら出来上がりなんだよぅ。」 へぇ〜そうなんだぁ。

そばを湯がいているときにはもうおなかがグルグル!!3回そばが釜の中を回ったのを確認したらざるに上げて水でさらします。この後氷水に浸してそばをキュッとしめます。こうすることでよりコシのあるそばに変身しちゃうんですよ♪奥只見の水はすご〜く冷たいので氷もホントは要らないくらいです。

佐藤師匠がざるに盛りつけてくれました。いよいよ試食タ〜イム♪まずはつゆをつけずにそばだけで・・・おいしいぃぃ!!おそばがこんなにも深い味があるなんて知らなかった!!生粉打ちだからかなぁ?香りがすごくいい♪ 口の中にずぅ〜と風味が残ってるなんて!! 二八よりも香りがしっかりしています。二八は滑らかでつるりと食べられる感じで、生粉打ちは遠藤さんの力強さを感じられるくらいしっかりとした歯ごたえがありました。次は堀川さんが持ってきてくださったつゆをつけて一口・・・もぉ〜これもおいしいぃぃ〜。いくらでも入るってこういう事を言うんですね☆最高!!

遠藤さんも佐藤さんもとっても満足そう!!これだけおいしいそばが作れれば満足しないなんてことはないですよねぇ。はぁ〜幸せ♪
また奈々も頑張って自宅でもそばを打ってみたいな!!けどこんなにおいしいおそばが打てるのかな〜。木々もすっかり紅葉していて、冷たくておいしい空気と水のある奥只見で作ったからこそ最高級のそばが出来たのかなぁ?? 何と言ってもここの水は飲んでみて本当においしかった。おいしく打ちあがった遠藤さんの生粉打ちのそばの隠れた名脇役なのでしょうね。そして、佐藤さんや遠藤さん、堀川さんたちの実力の賜物なんでしょうね。
絵日記初で緊張していた奈々に優しくいろいろなお話をしてくださったので、早く緊張が解けて、楽しく過ごせました。本当に本当に、親切に御指導してくださいましてありがとうございました。
河嶋奈々

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