「村田商店さんへ」
レポーターは
納豆娘の
石井由美

●村田商店さんへ
明日の全国納豆鑑評会の準備に追われる長野市若里の村田商店さんを尋ねました。事務所では書類の準備作業の真っ最中。運営委員の皆様、お疲れ様です。
事務所での作業風景

●冷蔵庫の中もいっぱい!
計120点がエントリーしていました。1点につき6パック以上の納豆が全国から届きます。冷蔵庫の中がいっぱいです。冷蔵庫の中で。村田さん寒そう…。

●準備も大変です
皆さん愛情を込めて作った納豆ですから送る方法や期日、天候のことまで細かい問い合わせが相次いでいます。全国のメーカーから送られてきた納豆を明日の本番の為にこれから種類分けをするのです。大変な作業です。

●種類分け
納豆は、器・粒・豆の産地を明確にし、まずは大粒か小粒かに分け今日までに届いていない会社を調べます。その後一つ一つに番号をふっていきます。この番号順に鑑評会に並ぶそうです。

●どきどきですね〜
準備のお手伝いをする皆さんの納豆もこの中にあるのですね! 由美はどんな納豆がどのような賞を取るのか楽しみです。
長野といえば善光寺。お忙しい皆様のお邪魔にならないように善光寺さんへ向かうことにしました。

「由緒ある

善光寺さんへ」

●善光寺さんへ
善光寺へ向かうタクシーの中、運転手さんに「早く行かないと善光寺終ってしまうよ」と言われ、参道の下からゆっくりと歩きながら本堂に向かおうと思っていましたが、急遽本堂横に大急ぎで向かってもらうことにしました。

●ぎりぎり間に合いました
まだ3時過ぎですよ!こんなに早く終ってしまうなんて・・・本堂まですぐの所に直接行ってもらい、なんとかお参りすることができました。
お線香奉納。

●本堂到着
由美が楽しみにしていたのは、もちろんたくさんの重要文化財が直接見られることと、本堂の下にある極楽の錠前に触れる事のできる「戒壇めぐり」そして鳩文字。

●「戒壇めぐり」
早速、本堂奥にある「戒壇めぐり」に挑戦。手すりを伝って冷たい階段を地下に降りていくと次第に外の光が入らなくなり完全に真っ暗闇に!!進むにつれて何の音も聞こえなくなり段々不安になってきました。恐る恐る進みます。

●錠前に触れました!
ひんやりとする空間を壁伝いに5分くらい歩くと右手が冷たい金属でできたものに触れた!これが錠前だぁ!1回触ったら3年長生きできるとか。鍵を触れなかったらどうしようと思っていた不安も吹き飛びました!

●やっと外に出れらました。
それから2分くらい進むと外の光が見えてきて、上りの階段が見えました。ほっと一安心!真っ暗闇は前に何があるのかどれくらい進んだのか何も分からず本当に怖かった!

●鳩文字
山門にかかっている善光寺の文字の中に鳩が5羽いるのですが、わかりますか? 善光寺では長野オリンピック5周年を記念して夜のライトアップをやっているそうです。鳩文字のかかる山門は緑にライトアップ。本堂は赤色と青色、仁王門は黄色だそうです。これは絶対見なくちゃね!

●お土産物屋さんへ
山門を出ると、参道の両側に由美の大好きなお土産物屋さんがずらっと並んでいました。 お友達に頼まれていた唐辛子を買いにどこの家庭にもあるのではないかというくらい有名な八幡屋磯五郎さんへ。中辛の七味と大辛の一味を買いました。

●ちょっと休憩…
善光寺参道を歩いているととても雰囲気の良いお店が。甘いものには目がない由美は彩乃ちゃんと目配せ♪ ここでお茶の時間!と「茶房 夢屋」に期待に胸膨らませて入りました。

●おしゃれなお店でした
2つの大きな囲炉裏とステンドガラスの窓がとってもおしゃれ!おしるこやこぶ茶セットを頼みました。とっても上品で美味しかった。

「鑑評会前夜祭へ」

●前夜祭
夕方、ホテルメトロポリタン長野に集合後、陸橋を渡って前夜祭の場所へ移動です。(陸橋から振り向いた長野駅)文化村からは3名で全国納豆鑑評会の前夜祭(飯綱の間)に出席させて頂きました。

●高星会長の挨拶
全国納豆協同組合連合会の高星会長の挨拶から始まりました。今年も無事長野県で開催でき喜んでいますとおっしゃっていました。

●長野県理事長西条さんの挨拶
続いて長野県納豆事業協同組合理事長の西条さんは長野県の良さと明日の鑑評会が無事終りますよう素敵な1句とともにごあいさつくださいました。

●農林水産省西山さんのお話
農林水産省総合食料局食品産業振興課総括課長補佐の西山さんは食品の現状と品質の向上、納豆業界のすばらしさをお褒めいただきました。

●納豆博士・須見先生のお話
由美が文化村納豆インタビューでお世話になりました、倉敷芸術科学大学産業科学技術学部・学部長の須見教授は抗菌物質が最近注目されている事、納豆業界への期待を語ってくださいました。

●そして乾杯!
納親会会長で鈴与工業社長の鈴木さんがこのイベントがいいきっかけになる事と明日の鑑評会の大盛況を願って乾杯の音頭をとってくださいました。
審査員の方々や出展社の方々、みんな和気藹々といい雰囲気で前夜祭が進みます。お膳をパチリ。

●青年同友会の皆さん
その後青年同友会のメンバーの自己紹介があり、長野県の良さ・いい納豆を知るために勉強したい・自分の経験をいかしてPR活動をしたい・賞が全てではなく勉強会でありたい・納豆業界の繁栄などそれぞれ一言がありました。
実行委員長野呂さん(右)と菊地さん。

●事務局・黒田専務理事さんから
事務局の黒田さんは愛する愛される事務局でありたいとおっしゃっていました。

●食文化史研究家・永山さんから
食文化史研究家の永山さんはサプリメントよりも納豆を勧めようとのお言葉をいただきました。
永山先生は絵がとってもお上手なんです。フェルトペンでさらさらっと、
彩乃ちゃんを描いてくれました。
由美を描いてくれました。
彩乃ちゃんの絵です。髪はお醤油、口紅は赤ボールペンですよ。

●村田さん
会場にいらっしゃった村田さん(中央)にお話をお伺いしました。いろんな苦労がありましたが、受け入れ側として長野県が一体となって頑張らせていただき、どうにか準備も整ったと思います。いい経験になりました。明日まで精一杯頑張りますとおっしゃっておりました。

「ライトアップの

善光寺」

●再び、善光寺へ
前夜祭が終わって二次会までの間、善光寺のライトアップを見に行きました。たくさんの人が善光寺参道を歩いています。

●ライトアップ、きれいでしたよ〜
仁王門は黄色に、山門は緑色に、本堂正面は赤、左右は青にライトアップがされていてとても幻想的でした。ライトアップされた本堂は昼間見たよりもとても大きく感じました。さすがプロの照明デザイナーが手掛けるだけのことはあります。いい時期に訪れることが出来て良かったです。
二次会へ向かう七人衆。

●まとめ
明日の鑑評会に向けて事前準備がすごく大変そうでしたが、夕方までには準備完了したそうです。前夜祭や二次会では関係者の方々のすばらしいエネルギーを感じました。明日は間違いなく鑑評会大成功のことでしょう。

鑑評会と受賞者の方々のインタビューは彩乃ちゃんがレポートしています。詳しくは全国納豆鑑評会のコーナーでね。

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